2015年5月31日日曜日

青梅その2 植物との相性

今日は麻里さんのことばと写真を。

「可憐な花と香りで私たちを凛とした乙女としていさせてくれた梅が、青々とはねかえされそうなぐらいピッチピチの実をたわわにして。。。
なんということなんだろう…ってことばにできないでいます。」

ことばにできないって、いうわたしたち。
心動かされたことを、だれか他の人でもなくて、この自分にも確かめたかったり。

だから、その動かされたことの、まわりを、絵や写真や歌や、そしてことばにしてみる。
まわりでなくて、どまんなか、エッセンスをうつせたら、どんなにいいだろう。
なんだろう、この心の動き。
動いているものに動かされている?
アニマ。

これから梅雨に入って、雨をうけて、青い梅は、黄色みを帯びて、梅の葉からきらきらと姿をあらわします。そんなふうに変わっていくものたち。毎年、同じ仕事をしているかのような人間だけど、それだって同じでないのですね。

今日は、梅仕事をしつつ、植物との相性のお話をしました。
人それぞれに、自分にあう植物があるんですね。
そこには、運命的出会いの草木もあるけど、だんだん知り合っていく草木もあります。
だから、最初は、とっつきにくくても、縁があって、近くにいると馴染んでくる関係もあります。

相性と縁は、植物と人間にもいえて、
この都会の中で、縁をもった植物からの、メッセージがとてもとても大切です。
それをキャッチするには、ともかく、一対一で向き合うこと。
繰り返し繰り返し、季節ごとにであっていくと、聞こえてくるというか、もうその植物と自分の境目がないようになってくる。

なぜ、この街にわたしたち集まって暮らしているのでしょうか。


最初はおそるおそるだった幼稚園の先生も、しばらくすると本能が目覚めたのか、
「もう充分ですよ、降りてね〜」っていってもなかなか降りない。木の上、なんか安らぐのよね。



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