2015年5月31日日曜日

夏至前後、平日夕方の庭仕事

夏至前後の夕暮れの長いとき、
平日の夕方に庭仕事をします。

基本、火曜日の5時ごろからです。
どなたでもどうぞ。無料です。
ひとりひとりの体調にあわせて、無理なく庭にたたずんでください、木登りでも、散策だけでもしていただけます。

不安な方は石田までご一報ください。lamuda@ya2.so-net.ne.jp


太陽の残照と月の気配で過ごすこの時間、植物のスガタが、日中とは違って見えます。
魔法のときですね。

日中はまぶしすぎて見えないものが、日暮れとともにあらわれてくるような。

曇りのほうが見えたりするから、だから雨の日の景色は美しい。

雨天は、翌日などに延期します。

週末は土日のいずれかこちらでお知らせします。

青梅その2 植物との相性

今日は麻里さんのことばと写真を。

「可憐な花と香りで私たちを凛とした乙女としていさせてくれた梅が、青々とはねかえされそうなぐらいピッチピチの実をたわわにして。。。
なんということなんだろう…ってことばにできないでいます。」

ことばにできないって、いうわたしたち。
心動かされたことを、だれか他の人でもなくて、この自分にも確かめたかったり。

だから、その動かされたことの、まわりを、絵や写真や歌や、そしてことばにしてみる。
まわりでなくて、どまんなか、エッセンスをうつせたら、どんなにいいだろう。
なんだろう、この心の動き。
動いているものに動かされている?
アニマ。

これから梅雨に入って、雨をうけて、青い梅は、黄色みを帯びて、梅の葉からきらきらと姿をあらわします。そんなふうに変わっていくものたち。毎年、同じ仕事をしているかのような人間だけど、それだって同じでないのですね。

今日は、梅仕事をしつつ、植物との相性のお話をしました。
人それぞれに、自分にあう植物があるんですね。
そこには、運命的出会いの草木もあるけど、だんだん知り合っていく草木もあります。
だから、最初は、とっつきにくくても、縁があって、近くにいると馴染んでくる関係もあります。

相性と縁は、植物と人間にもいえて、
この都会の中で、縁をもった植物からの、メッセージがとてもとても大切です。
それをキャッチするには、ともかく、一対一で向き合うこと。
繰り返し繰り返し、季節ごとにであっていくと、聞こえてくるというか、もうその植物と自分の境目がないようになってくる。

なぜ、この街にわたしたち集まって暮らしているのでしょうか。


最初はおそるおそるだった幼稚園の先生も、しばらくすると本能が目覚めたのか、
「もう充分ですよ、降りてね〜」っていってもなかなか降りない。木の上、なんか安らぐのよね。



2015年5月29日金曜日

三宿蚤の市 めぐる庭オープンスクール



6/14日日曜日に、三宿蚤の市にて
「めぐる庭オープンスクール 」を開校します。
サブタイトルは
「季節の草木を描いて束ねてお茶にして。」

11時から4時ごろまでやっています。

<内容>
私たち学校園は、IIDの庭を舞台に様々な活動をおこなっています。
IIDの庭は廃校となった校庭をリノベーションし、いわばリサイクリング・アップサイクリングしている庭。
今回は私たちの活動やこの庭に育つ植物を知って頂く、「巡る庭を知る会」を開催します。

塚田が摘んできた花を、ミニブーケにしたり、
石田が加工した植物を食べたり飲んだり、

ヤサキといっしょにスケッチしたり.........

植物と人のかかわりを実感する会です。

部屋には植物関係の本を置いて、当日の植物を調べることもできます。


ゆくゆくはIID植物図鑑をつくりたいと思っています。
そのはじまりになるような、実験的オープンスクールです。


<部屋>
IIDの庭
108(カフェ隣)

<参加費>
各500円程度


予約はとくに必要ありません、当日ふらりとお立ちよりください。

塚田有一 ガーデンデザイナー
石田紀佳 フリーランスキュレーター
ヤサキサトミ イラストレータ

++++++
新刊本、「草木と手仕事」もあわせてご紹介いたします、たくさんの植物が載っていますが、
半分くらいはIIDでも育っているんですよ。

2015年5月28日木曜日

青梅その1



昨日は、お腹の中にいる(そのまえ、存在する前から!)ころから、巡る庭にきて、
腹帯はここのビワ染め、オンブ紐もビワ染めで育った女の子も参加。
当年一歳11ヶ月弱。

梅をもいで、水で洗って、守護神のようなビワもいただいたNちゃんでした。

彼女の母、なつきさんからのお便りと写真です。

+++

なんだか、先週体調崩してから、ちょっとキーキーしてたんですが、
なんか昨日の庭仕事の後から、とても落ち着いた気がします。

お庭に、はけどころのないエネルギーをうまく昇華させてもらったのか、
それともカッカしてたものが、ビワのはじけんばかりの瑞々しさによって、消火されたのかな?(笑)

IID子ちゃんもぐんぐん育ってます。(アゲハのことです)
+++


土曜日の青梅の会は定員となりました。

6/20日土曜日の黄熟梅と夏至の薬束の募集→をはじめましたので、ぜひご参加ください。
まったく農薬も肥料も使わず育った梅で、虫食いは皆無なんですよ。
(こういうのを奇跡の梅っていうのかしら。
でもね、奇跡ってふつうのことなんだなあ、って植物たち虫たちを見ていて感じます。)

端午の節供と夏至の密接な関係など、レクチャーも充実します。
お申し込みは学校園 塚田 <hikarionsitu@yahoo.co.jp>まで。
お待ちしています。

時間:13:00〜16:30
参加費:3800円

生命のエネルギーがもっとも発散される夏至、
天然自然の大祭です。



2015年5月25日月曜日

棉の種蒔きの日 by yasaki satomi


5/9日の棉の種蒔きのスケッチをイラストレータのやさきさとみさんに頼んで、データを送ってもらったので、公開します。
「メモなので」、ということですが、そこがまたいいですね。

6/14日日曜日にIIDで開催される、世田谷蚤の市では、やさきさとみさんと植物のスケッチをする会をいたします。塚田さんと石田は、それぞれにブーケをつくったり、野草の使い方を指南したりいたします。

棉の種もお分けしますので、希望の方はいらしてください。
まだまだ蒔いて育てられます。
白、茶、グリーンそろっています。

2015年5月24日日曜日

足元からの生態学、白鞣し革でのストラップサンダル 写真日記



写真はたにたにと、加納さん



5/23日土曜日、ストラップサンダルをつくりました。
事前に足型を、小林さんにお送りして、ソコをつくっていただいての一日作業です。
みんなそれぞれにとっても似合って、女神のようでした。

途中、ビワの収穫をしながらも、できました!

以下は事務局大前さん撮影の記録です。
小林さん、菊池さんありがとうございました。


























はだしの季節、まぶしいっ☆

今週平日の庭仕事

どんどん草が茂るアジアの日本の、東京の、池尻のこの場所。
豊かなんですね。
ほっておくと、この間氷期のこの地域、ジャングルにもなれるのです。
そこに住んでいるわたしたち。

火曜日、夜ヨーガ前などお庭散策してくださいませ。石田は今週は火曜でなく、27日水曜日の青梅仕事のあと、4時以降に庭仕事をします。

フキはまだまだ食べごろです。笹カットしつつ、どうぞ野蕗(のぶき)を召し上がってください。
ビワは今年は早めですね。こちらも庭仕事のついでに収穫して、いただきましょう。

旬をいただく庭仕事です。


昨日は草刈りしながら、落ち梅を拾って、GOSLOWカフェに納入しました。
落ちたてできれいでした。
毎年カフェでつくる青梅ジャムのソーダ割りは好評です。
さわやかです。


タケノコが笹の間からでています。
有村麻里さんが今朝笹カットしつつ撮ってくれました。
マダケです。

2015年5月21日木曜日

里子にいったあげはさん


ときどき庭仕事にきてくれる保育士さんのKさんから、アゲハの幼虫の様子がメールできました。
日曜、代官山の美容室から来た鉢植えの柑橘(なんの実がなるかまだわからない)の葉がほとんどなくっていて、アゲハの幼虫がたくさんついていました。わたしが「うわっ、たいへん」と声をあげたら、kさんは「え、これアゲハの幼虫ですか、もらってもいいですか!」といってくださったのです。

それでスダチの葉をもっていってもらって、数匹のアゲハ幼虫さんたちをひきとっていただいたのです。

以下kさんからのメールと写真です。

報告です!先日、連れて帰ったアゲハ蝶の幼虫が、早くも蛹になりました。勤務先でも、子ども達が、喜んでいます。ありがとうございます。



子どもの喜ぶ顔と、はげちょびんになりかけて救われた柑橘と、
めでたしめでたし、でした。
kさんみたいな先生に出会えた子どもたち、しあわせですね。


アゲハ(推定)が昔、信仰の対象になっていたお話を思い出しました。
虫を祀るのです。

ああ、あとはタケノホソクロバ、が大量に発生しないことを祈ります。
祈るだけでなく、実行ですね!

2015年5月18日月曜日

明日火曜日の夕方お庭のお手入れ少しします

夏至まであと一ヶ月。
じっさいの夏至のころは梅雨で、お日様の多さを実感できませんが、この小満のころ、日本は、お日様の多いころです。

この夕暮れが遅くなる時期には、火曜日のヨーガクラスの前に、お庭の一仕事をするのが気持ちいいです。
今年はできるだけ、この時間に、庭からヨガへ、というのをしたいです。

夕暮れて、庭仕事を終えて、ひといき読書などして、7時半からのヨガ。
(今は7時には暗いので)
火曜日がお休みの方におすすめです。

会社帰りの方も夕暮れになづむ庭を感じつつ、ヨガにご参加ください。
ミドリノでお庭仕事をいっしょにしている島田真衣さんの夜のクラス。
一日の疲れを癒し、明日につなげてくれます。

今週末の庭仕事と、来週の青梅仕事

今週土曜は白なめし革でのサンダル作りです。
キャンセルをお待ちになっていた方々、空席がないので、またの機会にぜひぜに手のひらワークスさんとの靴作り、できますように。

さて、そのサンダルをつくっている日、
石田はすでにサンダルをつくったので、庭仕事をしています。
11時半ごろから、ときどき二階のスタジオにいったりしつつ、夕暮れまで庭にいます。
晴れたら、ぜひいらしてください。







そして今年も青梅仕事。
もう始めてらっしゃいますか?
小梅、やっている方もいるでしょうねえ。
カリカリ小梅はほんの一瞬ですものね。


わたしは、自宅の庭の落ちた青梅を、蜂蜜につけています。
毎朝チェックして、落ちたてを拾って、水につけて洗ったら、蜂蜜瓶にぽとり。
簡単です。水につけるのは、早い時期に落ちる梅には虫が入っている可能性があるからです。
もうすでに飲み頃になっていて、あたたかくなると発酵してしまうので、おととい米酢を大さじいっぱいくらい入れて、アルコール発酵しないようにしました。
こういうのがおまじないですね。
梅スロップとかって、酢を入れたものを呼んでいるのですが、あまり酢が多いと、わたしは好みではないので、ほんの少しにします。
あえていれないで、しゅわしゅわを楽しんだりもします。

+++
今年の青梅仕事は「スパイス梅漬け」をご紹介します。

こちらがチャツネ風梅漬け、家族に好評です
スパイスはこちらでご用意しますので、いれたくない方はそのまま白梅として、干してみてください。
青梅を収穫して、塩づけしたあとは、庭仕事をします。
ビワ実も初物がいただけるかもしれませんね。

詳細はこちらから
5/27日水曜日→
5/30日土曜日は定員となりましたので、梅仕事されたい方は6/20日の夏至の薬束と黄熟梅→の会にご参加くださいませ。
木の上で完熟した梅は格別です。そして拾い梅は別格です。
(格別と別格、どう違うの?? と疑問の方は、採って、拾ってみましょう!)


南青山にある日用品のお店の小冊子に梅仕事について書いた「虎の巻」、webでお読みいただけます。
保存瓶や、梅のヘタ取りピック、干し笊もそのお店においています。
(お米を土鍋で炊く方法も書いていますので、ご興味のある方はぜひ)

2015年5月17日日曜日

摘みたてローズウォーター と 香のタイムマシーン









昨日のちょっとした涼しさで、バラが少し残っていました。
木曜日に摘んだバラの残りを冷凍したものと、今日の摘みたてのバラをあわせてこの初夏最後のバラの蒸留。

台風に傷ついて、暑さでしぼんだり、もう花は終わりに近づいているのに、まだまだ香ることが驚きです。
わたしたちも、このバラのように、できるかぎりありのままにいられたら、とまたまたバラは示唆的であります。

来年は、もう少し早めに、フラワーアレンジもして、バラづくしの会をします。
椿や梅を見てきたように、バラに潜りましょう。
モッコウバラ、ノイバラ、ハイブリッドティーローズ、この三つを鍵にして。

二年前はふたりの娘さんと蒸留した松川さんからのコメント。
松川さんは、お一人目の出産のときに、バラの香りで落ち着かれたそうです。


「ローズって本当に乙女心を鷲掴みにして離さないのですねぇ。「虜」という言葉がまさにという感じです。

我が娘たちをみて、ますます思いました。

思い思いにバラ風呂を楽しませていただきました。

私の話を聞きながら、薔薇摘みをお風呂で追体験するかのように遊ぶ芽生。

余談ですが、今日のできたてローズウォーターを冷蔵庫にそっと忍ばせた際、2年前に採ったローズウォーター、あまりにも大事にしすぎて、小瓶にほんの少し取り分けて置いたままにしてしまっていた子がまだ冷蔵庫内にそっと佇んでいたことに気づき(!!)

さすがにもう香らないかなぁ、、大事にしていたとはいえ、もったいないことをしたと思いつつも蓋をあけてみると、、、、、
まるで今日採ったのと変わらない位の香りがまだしており、熟成したという感じも(若干フレッシュ感からまろやかな香りになっている気が)さほどはなく、2年前のバラの香りをしっかり残していて、それはそれで驚き!香りのタイムマシーン。」


日曜日は同じバラ科の苺もいただきました。アプローチのお手入れで塚田さんが収穫してくれました。

松川なつきさん、有村まりさん、写真提供ありがとうございます!

2015年5月16日土曜日

青梅仕事の会

5/27日水曜日午後2時から4時半ごろ/30日土曜日午前11時から2時半ごろ(土曜日は締め切りとさせていただきました)

に青梅仕事の会をいたします。
IIDの青梅を収穫して、白梅や梅ジュース、梅しょうゆ、などにしたり、その方法をご案内いたします。
ご希望の方が多ければ、梅肉エキスをみんなでつくってもいいですね。
なかなかひとりではやらないから。

少人数で行います、詳細は追ってお知らせいたします。
青梅はとっても薬効があります。

そしておいしい黄熟梅仕事は6月20日(土)となります。
旧暦端午の節供と夏至の薬束といっしょに行います。
去年の様子はこちらです→

2015年5月15日金曜日

白、緑、薄茶、赤茶のコットンたち 種子お分けできます

撮影 俵法子さん

IID グラウンド側でそだった棉たちが、綿になりました。
先日、いっしょに種蒔きをしてくれた俵法子さんに、種取りができていないコットンボールも託したら、さきほど写真が届きました。

ただいま、棉の発芽を待っているところですが、たぶん二度蒔きはそれほど必要ではないと思いますので、ご希望の方に種子をおわけできます。
ぜひ庭仕事をしているときにいらしてください。(担当石田紀佳)

白、緑、薄茶、赤茶があります。
白(和棉)が一番多くて、次が薄茶(和棉)、ペルーの緑や、赤茶は少しです。
アメリカ棉の白もあります。
白は和棉とアメリカ棉が(種として)まざってしまったのですが、花が咲くとわかります。




2015年5月11日月曜日

バラ水づくり

木曜も日曜も参加はしめきりとなりました。

ほんと、日曜までバラがもってくれるといいのですが、台風が来るので、どうかわかりません。
バラの花が散っていた場合は、青梅収穫をしますので、
バラのかわりに、梅を、という方は、800cc以上入るタッパーかプラスチック袋をお持ちくださいね。
なんだか不思議な展開ですけど、青梅も加工していくといい香になります。
黄色くなると顕著にわかりますが、青梅でもバラの香りを隠し持っています。

今は、バラの(ような)香りの時期なんですね。
お茶の葉も、タイミングよく摘んで、その後の変化の仕方によっては、バラのような花の香りがします。
でも、もともと、バラの花に「tea」の香りを見いだして、ティーローズと名付けられたのだから、当然ですね。
そのティーローズの香りのバラがIIDにはあって、こちらを蒸留すると、ダマスク系の香りとは違うのです。

さっぱりしています。

さて、台風はどうなるか。
あまりに湿り気の強い風がくると、強いバラでも終わりになります。

臨機応変、自然まかせで、もしかしてもしかすると、ラベンダー水か、柑橘花水になるかもです。
ご一緒するみなさんと、庭をみながら決めましょう。


麦の花咲く


あるとき、いただいたお菓子がとてもおいしくて、きいたらその女性のお父さんが育てた小麦を手でひいた小麦粉でした。
それで、種をわけてもらいました。
3月になってから蒔いたので、遅いかも、と心配していましたが、花を咲かせています。
ほんの少しだけ、グラウンド側の「地中海コーナー」にあります。


先日、その千里さんが、なんと手挽き粉を下さったのです。
紙袋に入っていて中がみえなかったのですが、手触りがお餅みたいです。


手で挽くのは、とっても時間のかかる仕事ですけど、それだけにすごーーぉくおいしい。
育てるところからしているのもあって、おいしさが違うのです。

わたしは最近は一般に販売されている小麦粉を買ってお菓子をつくることは
ほとんどしなくなったのですが、こういう粉がやってくると特別にうれしい。

あとひとつきほどで麦の秋です。



2015年5月10日日曜日

ローズウォーター蒸留

日曜日は定員となりました。
木曜日のほうはまだ空いていますし、よりバラが咲いている可能性が高いですので、
もしご興味ありましたら、ぜひ木曜日にどうぞ。
あとお一人参加できます。

17日、日曜日の方、木曜日の晩以降にまた連絡いたします。
蒸し暑くないので、まだバラの花はもつかと思いますが、お天気しだいなのです。

ノイバラもよく咲いています。

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コットンのタネ蒔きにお越しいただきましたみなさま、
そして栽培の説明を愛情深くしてくださった俵法子さんありがとうございました。

芽の出る日が待ち遠しいですね。


2015年5月9日土曜日

棉わたの種蒔き

多少の雨でも行います。
種蒔きのあとはいつも雨、なのが、はりきりすぎて、早く雨がきちゃったかも。

ではのちほど。

2015年5月8日金曜日

巡る庭の絵


お庭に来て下さっているイラストレータのやさきさとみさんが、テープのために描いてくださった絵を、レイアウトしなおしてくださいました。
このブログにある画像などを見ながら描いてくださったので、お庭常連さんには
あ、これわたし!っていうのがありますね。
ちなみに、石田と塚田の後ろ姿が巡る庭のタイトルあたりにあります。
なんだか絵本の登場人物になったようで、楽しいです。

やさきさとみさんは、お庭にはいつもスケッチブックをもってこられます。
いつかみんなでスケッチの会などもしたいです。
植物たち、写真でとらえるよりも、描くと、ほんとうに近くなれる。

絵ってすばらしいなと思います。

じつはわたしもものごころついたときから絵を描くのは好きだったのです。
が、大学に行って、まわりにあまりに絵の上手な人がいて、それがまるで曲芸のように上手で、とても自分には真似すらできないとひけめを感じて、描くのがはずかしくなってしまいました。
(美術評論の勉強したのも、絵を描くことのコンプレックスを増大しましたが、それはほんとうに美術の意味がわかっていなかったからです)
でも、あるとき、それはそれ、と思えるようになったので、絵が苦手、とか、描いたことないっていう方も、絵を描いてみてね。


コットンの種蒔き

明日5/9日、
土曜日、カラードコットンの種蒔きをします。

11時くらいから夕方まで、ほかの庭仕事もしつつ。

何時でも、けっこうですので、お運びください。


棉を東京のベランダで育てて、美しい糸も紡いでいる俵法子さんがスペシャルプレゼントを用意していらしてくださいます。
コチラですよ→

棉を育てたり、紡ぎに興味のある方はぜひいらしてください。

2015年5月2日土曜日

ローズウォーターを蒸留

「 わたしは、あさってから留守にするから、
持って帰らずに、よーく見て感じるだけにするわ」、なんていったのに、
バラの前に来たら、やはり家に連れて帰ることにしました。
咲きたてのバラの美しさにはかなわない。
それに、いいわけだけど、暑くなると、花びらがひらききって、むされてしまうから、ここは剪定したほうがいいよね、とひとりごちたりして。

バラはただ咲いて、枯れてゆくだけで、そのままでいいのに、栽培していると、手を入れたくなる。人間の感覚だけど、きれいに見えるように、と願って、開ききった花は摘んでいくのです。
悩ましいところだけど、多くの人にきれいなバラを見てほしいとも思う。



そのバラの花がら摘みをかねて、ローズウォーターを蒸留します。
2013年の様子→

※天候によってバラが散ってなくなった場合は、とりやめになります。
見るだけでもいらしてほしいです。
週末見頃ですね。
カフェ横のモッコウバラももうほんとに!!
++

「めぐる庭のバラを摘んで、バラ水づくり」
2015年5月14日木曜と17日日曜日のいずれも午後2時から4時くらいまで。

持ち物:剪定バサミ、バラ水入れ25ml程度のアトマイザー(プラスチック製でいいです)、バラの花びら持ち帰り用容器200cc程度、筆記用具

会費:2500円

定員 各5名



iid裏庭の白バラとピンクのバラは無農薬無肥料栽培で育っています。
丈夫な品種でもありますが、適度に野草が生えているおかげで、アブラムシが野草についたりしているようです。そこに天道虫がやってきて、いいバランスが保たれています。
わたしたちはひそかに奇跡のバラとよんで、一昨年からはお手入れもかねてバラ水をつくっています。

バラを摘んで、花びらをほぐして、銅製の蒸留器で花のアロマを水にうつします。ほんの少しのオイルが水の上に浮かびます。

天候の関係で、花が咲きいそいだりしてできなくなる場合もありますが、
花と人の都合があいましたら、ぜひご一緒しましょう

お申し込みは石田紀佳:lamuda@ya2.so-net.ne.jp

今日のバラ、まずはキッチンに。晩ご飯づくりを見守ってくれました。