2014年4月19日土曜日

豆ざかり 葉ざかり 鶯色の夕餉


まさにおしくらまんじゅう

グランド前の菜園コーナーでは、今年もグリンピースがりんりんなっています。
このアルカリ土壌がグリンピース系にはいいんでしょう。
上にはブドウが伸びています。

さて、このほとんど無肥料のグリンピース(冬に少し糠を蒔いたのと米のとぎ汁をそそいだだけ)、
生でもあんまりにおいしくて、庭に集った方に食べていただいてますが、
今日は5鞘ほど自宅に持ってって、豆ご飯にしたら、
まさに、うぐいす餡でした●●●●●●●●●●●●


今夜のわたしの豆ご飯のレシピは、

1.一晩以上浸水して発芽モードにした玄米(これは微生物農法でつくられたもの)を
土鍋に入れて、ぐつぐつ炊いたら、弱火にして、
ごはんらしい香りがしてきたところで火をとめて、蓋をとって、
2.素早くグリンピースを散らします
3.再び蓋をして余熱クッキング。

土鍋に火をかけている間には、フキを茹でました。
IID 裏庭のねぼすけヒキガエル(の王子さま)の傍らのフキ、これまたすごーくいいタイミングだったので、葉っぱもかんぺき! ヒキガエルの傘のよう。
(フキ畑の草刈り中にねぼけまなこのヒキガエル殿に会ったのです)

1.お湯をわかしているあいだに、フキをあらって、葉っぱと茎をはなします。
葉の茎側のすなぼこりが入っている葉脈のところは切りのぞきます。
2.お湯が、沸騰したら、塩ひとつまみ入れて、
葉を二枚ずつ湯にくぐらせて、ボウルにとり、さます。
3.同じお湯でそのまま、茎を全部いっしょに茹でる。根元からしならせて。
(鍋に全部はいらなくても、根元からいれて、菜箸で鍋のふちにそわせて上も入れていく)
4.再沸騰したら、水にとって、皮を根元からするりとむいて、
5.黒くなっているところはみそ汁にぽいといれて、
きれいなところを4センチくらいにカット。
6.小鍋に、茎とひたひたの水をいれて、弱火で炊く。
今夜は甘塩鮭の切り身があったので、フキの上に鎮座してもらって、その塩味出汁味をうつしました。
7.鮭に火が通ったら、火をとめて、鮭をとりだし、三日前につくった青大豆の白みそ(うぐいす色なの!)を鍋に落す。

飯碗にフキの葉を敷きこんで、その上に豆ご飯を載せました。
フキの茎は、はじめて白みそ(鶯味噌)で味付けしましたが、やわらかな春色でおすすめです。
グリンピースは一粒一粒が、ほんとうに丸めたあんこ。
玄米の鶯餡子ちらし、とでもいいましょうか。

秋には乾燥していないまだやわらかい小豆で赤飯をつくってみたいなあ、と
せっかちにも目論んでしまいました。
やったことある人いるかしら??

飯椀に敷いて、ご飯をときおり包んで食べた1枚以外のフキの葉は
食後に、細かく刻んで、鶯味噌にからめて、熟成中です。
色は沈むでしょうが、おいしくなるはず。明日の昼ごはんかな。

ということで、春はめくるめく葉っぱ、花、豆、ほーほけきょー。
梅雨にむかって梅もビワも、実をふくらませています

梅法師 まりさん撮影
エントランスのビワ、おそらく世界一おいしいかも。
ビワコンテストがあったらエントリーしたいほど

わたしたちも
今の季節を
精一杯生きながら、
次の季節に向かっている。

いまいまに未来がある。

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今日の作業は水やりと草刈りもろもろ
ヤーコンの植え付け
ミニトマトとゴーヤ、トゥルシー、ナデシコの種蒔き


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