2013年8月11日日曜日

旧暦七夕の節供 竹に秋の七草を立てる

島田麻衣さんの花。西村いずみさん撮影

意識がもうろうとする暑さの昼下がり
立秋も過ぎた三日月のとき
わたしたちはマダケをくりぬいて、花をいけました。

ナデシコとオミナエシ、フジバカマ、ススキ、キキョウなど
秋の七草のそろうものをいれ、
残暑に赤々ともえる鶏頭ケイトウが、
蒸し暑さにあえいでいた気持ちを、ふるいたたせてくれました。

(この日はすずやかさだけでは、足りないくらいの暑さでしたから。)

さて
塚田有一のてほどきのもと、みんなそれぞれの
花器をつくりました。

機会があれば、
しっかりとした竹の器をつくって、
1年を通して、毎回、そこに花を立てていく、
というのもしたいなあ、と思いました。

竹が水をすっていない時期にとったり、
それなりの処理をすれば、一生、いや何世代にもわたって
使い継がれるような花器になります。

できれば、竹を伐り出すところから!

8/14日が旧暦の七夕。
夜空の出会いをあおげますね。
彦星と織り姫が会うというのは、
生と死の邂逅。

ほんとうはいつでもあっている
となりあわせなのだけど、
それを強く感じるとき。

夏の勢いがなえて、次の季節にうつるとき、
わたしたちは、
もうろうと、いや、ありありと
生きることも死ぬことも、等しくあるような世界を感じるのかもしれません。

+++++
次回の庭仕事は
13日火曜日の夕方と、17日土曜の早朝7:30ぐらいから。

お世話になった梅の木の下草を刈って、
プランター菜園の水やりなど。

ササはお茶にしましょう!

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