2013年7月6日土曜日

やまもも

まだミドリの実は塩漬け後、酢を加えます。
半熟は砂糖を加えて、ヤマモモジュース。
完熟はたいてい口に入れますが、今年はこれを発酵させてみようか?

裏門のヤマモモが落ちて、車の出入り口が真っ赤になって、発酵臭がしてきました。
先週も先々週もそちらのお手入れができなかったので、ずいぶん落ちてしまって。。。

今日は万難を排して、朝の7時半に三人の野良娘たちとヤマモモ狩り。
ぜんぶはできないので、道に出ているところだけを、伐りました。
とりあえず、という感じです。
2010年のブランデー漬け
こんど南さんがいらしたらきれいに剪定してもらいましょう。

自然のリズムによりそう、という言葉、なんだかのんびりしているようだけど、
そうでもないのです。
(人間のうけとりようなのかもしれませんけど)

お庭の植物をすっきりと剪定すれば、気分はすっきりするけれど、ただ枝葉をゴミに出すのはどうも抵抗がある。
でも、収穫して、保存食にするのは、それなりに時間がかかって、ほかに仕事があったりすると、できない。
でも。。。「ほかに仕事がある」ってどういうことかなあ、と私じしんについては思う。
私の場合は、自分が植物たちと関わった以上は、それが仕事なのだから。
それが好きでやっている喜びの仕事なのに、ときどき手一杯になったりして、悩ましくなる。
きっと子供を育てるのもそうなんだろうなあ、と次元が違うといわれそうだけど、比べてみる。

少し落ち込んだあと、これは工夫しがいがあることなのだ、と悩みがくるりと前向きに転換する。
街のみどり、巡る庭、まだまだまだまだ、発展途上です!

さて
古事記に記載されている、邪気を払う「もも」は、このヤマモモだ、という説があります。少なくとも、現代の人々が知っている大きな桃ではないですね。

ヤマモモは照葉樹林の植物。とても力強く、なぜか原始的な感じがしますね。
古代の力強さを、今に教えてくれるのでしょうか。
赤は強く何かを知らせる色でもあり、魔除けの色でもありますね。

そんなヤマモモに木登りできたことがやっぱりうれしい、梅雨明けの夏日。

ヤマモモの赤い実たち、ありがとう!!




花活け用にもって帰る涼しげな横顔

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