2013年2月17日日曜日

冬もなごり惜しく、春の香ゆ 梅 (2/19更新しました)


目の見えにくい人が手探りでいけた、英国アンティークピッチャーに
織り人 hanzoさん  朽ちゆくものに惹かれるって

台所の片隅に、ちょっといけた風
透明感のあるふたり

ひさしぶりに会った人は、冬のバラを添えて

手前は塚田さんが石原稔久の花器に。左奥は梅と大葉蛇のヒゲを

花いけ指南は塚田有一、次回は椿です




生まれてはじめて! あまりの風の強さに自転車を降りた朝

冬のさいご、
冬のすべてを込めて 吹き刺す風

その風がきれいさっぱり ふっとばした青空に白い爪痕、六日の月。
北半球の細長い島の真ん中あたり
太陽との関係は、
冬至と春分の真ん中よりも春分より、
春よりのあいだがら 毛穴はひらきぎみ

冷たい風は、冬のやきもちで、
梅の香にうっとりとしたわたしたちの目を覚ます

そして気づく
甘い香には、なにか鋭さがあって、それは冬のためなんだと

そう 冬があったからこその 梅の花

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旧暦一月六日の、春七草と梅の会。
お粥は「香ゆ」だといった人、
七つ以上の「春の草香ゆ」をいただき、梅をいけました。
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こぼれた梅の花のつぼみをもちかえってくれた西村いずみさんから
「杏仁の香がしました」 って、写真をいただきました。見てるだけでうっとり薫るぅ〜
世田谷から海の近くに引っ越しされた浅井恵子さんの布茶ブログもどうぞ。


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