2012年6月25日月曜日

みどりしたたる音、楽しからずや

こんな草花をつんで




今回は、塚田氏がすばらしい雅楽をもってきて、楽を感じた端午の節供。
旧暦だとだいたい梅雨にあたる端午の節供。

雨音:::::::::::

9人の人たちは何を思いながら花を束ねたのだろうか。

言葉にできなかったり、あえてしなかったりする思い、感情、
そんなこんなを花にたくす。

たくすつもりはなくても、たくされている。
生けることで思い出される。

楽にくさかんむりがつくと 薬だなんて。
(楽はもともと音楽のこと、そこからたのしい、という意味になったとか)






2012年6月17日日曜日

芽ぐる庭


先日のお手入れ中、花壇工作「涙ぐむ目」の種の観察と収穫を。
収穫した種をつないでいけば、
塚田氏いわく「これで芽ぐる庭になるね」

梅雨をうけて芽がでれば、涙ぐむ芽?

だじゃれでなくて、芽は、真剣に。目。

ポリジ ハナ

ポリジ タネ

ポリジ タネアト

ルピナス タネ
次回の庭仕事は 6/24日の夕方に行います。ワークショップのあと。

2012年6月13日水曜日

旧暦で端午の節供〜みどりしたたる〜


いつからかは忘れたけど、ほぼ毎年塚田さんはしょうぶをとりに、石田の畑小屋weedhouseの湿地にくる。わたしがいないときも、ひとりで「あの木にまた会いました」と、「あの木」、とぐろを巻いた古い柳の元にひとりあいさつしつつ、しょうぶの香をその指先で掬う(すくう)のだ。

そうやって掬いあげた草木の精をいける。

今回は「軒菖蒲」に習ったアレンジで、それはいかにもおまじないじみているのだけど、いつでも花いけは真剣なまじないだ。

まじないといっても、なにに届くかわからない。しかし、切った草花とむきあえば、たしかに自分にその精がしみいる。

塚田有一さんの花いけ指南に、気負いなく参加できる機会。
ぜひどうぞ。

花いけにあわせたお菓子は、クズもち。
この季節にいちばんツルをのばす葛の粉を練って、IIDのまわりの野草や木の葉とあわせます。

花も菓子も、あとは当日のお楽しみです。

石田紀佳


6月24日 (日) 13時30分 ~ 16時30分 ●211 studio

軒菖蒲をイメージした花飾りをつくり、家に帰ったら軒菖蒲にするもよし、菖蒲湯にするもよし。その薫りで邪気を祓います。


2012年6月12日火曜日

都市の緑の実験場

秘密の中庭?


高木剪定がはじまりました。

茂りに茂った豊かな薮!
いま、勢いのはじまりの、圧倒的なミドリノ力。

季節のていれをしなくてもいいエクステリアデザインもあるそうだけど、
それはエクステリアではないのでは? 

砂漠とは縁遠い、この風土。
緑があれば虫もいる。

ここは都市の野性の実験場。




藍の花にも似ている



今年はこんな色

たんたんとおきる

フィジョアはおいしいって職人さん

レモンのはじまり



緑は赤をもっている

6/12.13小雨決行で庭仕事。

2012年6月8日金曜日

庭仕事の予定

6/9日土曜の朝庭仕事は、天の雨水さまに水やりをしていただくことにして、人間はお休みです。
6/11日(月)12日(火)13日(水)の大規模庭仕事は、庭師さんたちと塚田か石田がおりますので(雨天順延、延期日としては14日)、いらしてください。

6/16日土曜晴れたら7時から9時。

先日の青梅、今年はラム酒につけてみました。


レゲエの夏にいいんジャメイカ!

2012年6月3日日曜日

梅雨入り前の空の下

朝の昼顔

いかしたヒラタアブ

ディープピンクのアマランサス

ソバのつぼみ

青梅を枝からはずす感触
水を弾く うぶ毛











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6/2日の青梅仕事。
果実と空をみあげた梅雨入り前の半日。

木登り、背伸び、キャッチしながら、夢中で青梅狩り。

16名分の青梅エキス、セラミックおろしとミキサーでなんとかできましたね。
白梅漬けをしている間と塚田氏の梅の花のお話の間に、とろりと煮詰まりました。
これからの梅雨も盛夏も、梅エキスでのりきりましょう。

白ビワもクワも、カラスや小鳥に先駆けての初物、もぎたてのみずみずしさをありがとう。

*次回庭仕事は6/9日土曜早朝7時〜9時を予定。
また6/11.12.13日は9時から日暮れまで、大々的なお手入れをしていますので、いつでも見学など、遊びにいらしてください。